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整体師は、お客さまの体を整えるという職業なので、必ずそれに伴う整体技術を身につけます。技術を覚えて、しかもそれによってお客さまの悩みが解消され、感謝されればその分だけまた嬉しくなれるでしょう。
しかし、逆にお客さまがお店にいらっしゃらなくなったりすると途端に楽しくなくなって不安に駆られます。あの時のあの施術が良くなかったのか? やはり自分の整体技術はどこか間違っているかもしれない…。誰かに自分の技術は正しい、とその場で判断してもらうこともできないので、お客さまが来るか来ないかによって自分の整体技術だけに焦点を当てて考え込んでしまうのです。整体技術の枠だけにとどまって考えてしまいます。楽しいのは良い技術があったから、そして楽しくなくなってしまったのは技術が足りないからだ……と。
でもお客さまが来ないのは本当に整体技術だけの問題でしょうか。整体院経営に必要なのは、なにも手の技術だけではありません。施術の説明の技術、挨拶の技術、お客さまを紹介していただく技術、など様々な側面を俯瞰することを忘れていませんか。手技だけに固執してしまうことは避けましょう。